「哺乳類の真理」とは

昔から、『お産』とは、本来、病気ではなく生理的なものだとされてきました。そ
して、その言い表し方は、今も変わりません。
女性が、「妊娠し、出産し、授乳・子育てをする」という、ヒトという哺乳類にとって、一番基本的なことについては、不変です。
すべての健康な女性に備わっている「子を孕(はら)み、産み、乳で育てる機能」とは、本来、生殖機能といって、ヒトも含め、
ほぼすべての哺乳類にとって生物学的真理に基づく「仕組み」であるということは誰もが承知していることです。
ところが、今日の日本の「お産事情」をみていると、現代人は、ヒトという哺乳類としての大切な真理・普遍性を忘れてしまっているのではないか
と心配になってしまうのです。
そして、私はここに、『現代版産婆』としてのどうしても引けない『がんばりどころ』があると思うのです。
産婆哲学を記しておきたいと考えた本当の動機がここにあるのです。